Act.6

　六話目。前半戦の後始末。

　ケリィとアーチャー、そして最初の脱落者。

　前回から見ると失速した感が否めないですが、切嗣とランサー組、という配役に際して、人質作戦以上の悪辣な手段が思い浮かばなかった。
　なので原作では全体的に纏まりがなかったランサー組に一応の決着を見せようとしつつ、横取りってな感じで。でもやっぱり彼らに似合うのは自滅自爆自害？

　問題はケイネスとソラウの性格。
　ソラウはヤンデレver.も考えたのですが、あえて乙女フィルターフルスロットルで。ケイネス？　うん、まあ最後くらい、ちょっと格好つけようぜ！

　この話自体が切嗣とアチャが中心（のはず）なので他キャラが割を食うのは仕方がない。うん、仕方がなかったんだ。
　原作ではランサーが慟哭してくれましたが、こちらはケイネスが。なんかより卑怯っぽいというか、外道っぽい感じにしたかったのですが……。

　とりあえず、切嗣の戦い方はメタ的に酷い。普通なら圧倒的な不利にあるアチャがいかにしてランサーを下すか、という展開が書けるのに、切嗣がいると不可能すぎる。
　負けそうな戦いを座して待つわけもなく、相手が勝手に自滅していってくれるのならその尻馬に乗らないわけがない。

　というわけで前半戦の終了。というか個人的にはもう半分くらい来てるつもりなので後は加速的に話を進めたいと思います。

Act.5

　五話目。

　なんか色々と詰め込みすぎた感。
　でも今回の話は特急で進めていこう的な感じなのでまあいいかなと。

　今回個人的な焦点というか疑問は兄さんの槍で投影は貫けるか、という議題。
　あの槍は魔術を壊すのではなく魔力を断ち切る槍なので出来そうな気もするんだけど出来ないんじゃね、な意見も多い事も承知。

　でもあえて。みたいな。

　風王結界とかも完成した魔術であるのに破壊されるのは魔術を成す魔力を断ち切られるだからだと思うので、イメージで構築し魔力で繋いでる（感じの）投影が消えてもおかしくはないんじゃね？みたいな。
　たとえば五次ライダーの鮮血神殿とかも結界の基点は破壊できないんだろうけど集められた魔力は霧散させられるだろうとは個人的に思ってます。

　まあ公式にアチャとディルがやりあう場面もなく意外に能力の定義が不鮮明なところを利用した感じ。どちらとも取れるので別段反論が出てもなるほどと思う程度ではありますが、結局結論は出ない筈なので考察はほどほどに。
　このＳＳではこういう解釈なんだと思っていただけると幸いです。

Act.4

というわけで四話目。長ぇ……。

主役が一回も登場しないの回。
戦況整理。次への布石。

トッキーがチェス好きは思わぬ収穫。
チェスは好きなんですがあんまりやったことないのでニュアンスで受け取るとよいです。

とりあえずこの場で一つだけ聞きたいことが。
一話分の長さ的にどうなんでしょうか。
剣の鎖の約４～５倍の分量なわけですが読みづらいとか長すぎるとかご意見あればどうぞ。
個人的にはたまに開くと重い時があるのでどんなもんかなーという心地です。

では、次は時間がかかりそうです。
九月中にアップできればいいけど……。

正義の烙印 本公開

　というわけでなんとかact.3のupで本公開という事で。

　一応書きたい内容も大体思い浮かんだのでのそのそとやっていければと。

　今回の個人的な御題は無茶をする事。

　今までの長編は割と原作の設定を遵守し、際立って外れた展開、斜め上な展開を考えず正道的に書いてきたつもりです。
　なので、今回は冒険無茶無謀。そんな単語を前提において構築していきたいと思っております。

　その為のオリキャラ勢とキャスト変更。受け入れられねーってのはままある事とは思いますが、なんとかやってみる次第。

　全体としてはそんなに長くならない、筈。一話分が長いのでact.15くらいまでには終わらせたい。
　更新間隔は割と開きそう。出来れば一ヶ月に一話は上げたいところですが。

　というわけでボチボチと。のらりくらりとやっていきます。

-剣の鎖- 後書き

　剣の鎖はこれを持ちまして完結です。
　約一年半ほどかかりましたが、なんとか完結に漕ぎ着けられたのでほっとしております。

　最後の後書きは長くなりそうですので、下の続きからご覧ください。