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「──別に、書いてしまっても構わんのだろう?」
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Fate/Zero
ついに読みました。終わりました。
ええ、一日かけてゴロゴロしながら今日(昨日)という日をこれだけに費やしましたよ。

 

もうすげぇ。読み始めたら止まらない。
トイレ行くのも億劫になってもうダメ人間街道まっしぐらでした。

 

で、以下ネタバレ。

とりあえず一巻におけるキャラの印象でも。

 

-切嗣&セイバー-

 まず冒頭から切嗣のイメージを覆された感じでした。
 自分のイメージとしては切嗣がアインツベルンに入った事もアイリと結ばれイリヤを生した事も目的を完遂する為の手段でしかないと思っとりました。
 それが蓋を開けてみればアラ不思議。
 命を平等に扱うことで多くを救い僅かを殺すその在り方は変わらずとも、アイリとイリヤに抱く思いとの葛藤に苛まれる、切嗣の未だ奥底に残る人間らしさが垣間見えた気がしました。
 セイバーはまあセイバーなんだけど、全開状態でも苦戦しまくってるのは実際問題どうなのか。これでランサー倒すまで更なるハンデを負ってしまった以上、まともに戦えそうな相手がアサシンとキャスターしかいないのだが。切嗣らの活躍の為の伏線と取るべきなのだろうか……。

 -アイリ イリヤ 舞矢-

 アイリは切嗣にラブラブですねぇ。まあ城の中でしか生きられず、聖杯戦争の為だけに作り出されたけれど、切嗣に出会ったことで外の世界を知り、成し遂げる目標を得、なによりイリヤをもたらしたのだからそれも詮無き事。それだけに最期の最期で犠牲になるであろう彼女を思うと胸が痛む。
 イリヤはなあ。切嗣が絶対帰ってくるって信じて待ってたんだろうなあ。それなのに生きているにも関わらず切嗣は帰ってこず、士郎と生活してたんだから士郎に切嗣を取られたと思ってもおかしくはない。
 切嗣は士郎を助けた後も放蕩してたらしいけど、一回もアインツベルンに戻らなかったんだろうか。アイリを犠牲にしてしまった負い目とかでイリヤに顔を合わせづらかったんだろうか。それでも父親としては会いに行くべきだと思うのだけれど……。
 舞矢は切嗣の部品というように、魔術師殺し・衛宮切嗣の機械的な部分を象徴する存在だと思う。対するアイリとイリヤは人間的な部分。その二つをもって今の切嗣があり、どちらにも傾倒できずに揺れ動いている。
 それでも舞矢には切嗣に思うところが少なからずあると思うだけど……今後の展開に期待。

-綺礼&アサシン 璃正-

 綺礼別人じゃん。まあ目上が多いzeroとsnじゃ口調も変わるのも致し方ないが。それでもやはり綺礼は綺礼であるように思う。思い悩む綺礼ってのはかなり新鮮だし、切嗣との邂逅には胸躍る。どう展開していき、snの領域にたどり着くのだろうか。
 アサシンは一体何人いるんだろうか。口ぶりからして倒されたヤツ抜きにしても二人以上はいそうな気配があるのだが。これがこのアサシンの持つ宝具なのだろうか。影分身?忍者?
 父ちゃんはいい人っぽいけどやっぱり腹黒。誰に殺されるんかね。

-時臣&アーチャー-

 一番イメージと乖離していたのは間違いなく時臣であろう。彼を評するのならば型月世界における「正当な魔術師」という肩書きがしっくり来る。
まともな魔術師がほとんどいなかった今までにおいて、彼は誰よりも魔術師然としている。魔術師というルールの中で最善と思える行動を取っていると感じられた。まあそれ故に物凄く不快なわけですが。桜と凛とか葵さんが可哀想でたまらん。
 我等がギル様はやっぱりギル様でした。ギル様登場前の綺礼と時臣のやりとり。これこそがギルがギルたる所以であると確信をもっていえるッッ!!

-凛 桜 葵-

 幼少時代の彼女等と母親の存在を見れたことは何よりの収穫。であるのだが、手離しで喜べないというか。凛は凛で受け入れていながらもやっぱり子供らしさからか、まだ完全に享受できない面持ちだし、桜はもう見てるのもいやになるくらい痛々しい。
 雁夜が救いとなれれば良いのだが、その結末は既に否定されている以上どんよりせざるを得ない。
 葵さんはねえ……きっといい人なんだ。良い母親で良い妻のはずなんだ。だからこそ、時臣が悪役に見えて仕方ない。一巻時点では雁夜を猛烈に支持したい。

-ウェイバー&ライダー-

 一巻のMVPはこの二人かなあ。イスカさんもうマジに漢!ギルのように絶対君臨者として他を蹂躙するでもなく、セイバーのように頑なに王の責務を全うしようとするでもなく。あくまでイスカンダル一個人にして王であるとヒシヒシと感じた。巻末の那須さんの人間でありながら王となったってのは良く判る。
 セイバーが「王道」、イスカが「覇道」ってのは言いえて妙かな。我様?もちろん「我道」に決まっとります。
 そしてへたれウェイバー。最初慎二みたいなヤツかと思ったらちょっと違う。……愛嬌のある慎二?みたいな感じ。多分鼻につくヤツなんだろうけど、憎むに憎めない良キャラ。マスターが上、サーヴァントが下って位置づけを守りたいんだけどイスカに圧されまくって言うに言えない。つーかイスカがでかすぎる。器も体もでかい。かっけー、こんな男を待ってたんだ。

-エルメロイ&ランサー-

 とりあえずエルメロイ嫌い。
 おそらくウェイバーがエルメロイ二世になるんだろうけど、どう話が進めばそうなるんだろうか。イスカにでかさを見せ付けられてちっぽけ事にこだわってた自分を卑下にでもするのだろうか。
 戦争後アーチボルト家は没落していくようだが、まあウェイバーにも僅かに責任があるんだろうから「僕もイスカのようになるんだっ!」って発起するのか?
 でもそれだけにあのゲーオタ姿は……………。
 ランサーかっけー。武士道騎士道って感じ。それだけに組まされたマスターがなあ……。イスカもエルメロイお断りって言ってたしエルメロイさん、貴方かなりヤバイと思いますよ。彼も正当魔術師なんだろうけど、時臣以上に言動がアレです。ランサーがどう動くかが気になるところ。

-雁夜&バーサーカー-

 雁夜と桜の邂逅の場面で不覚にも潤んでしまった。自責の念となんとしても桜を遠坂に帰すという強い意志で苦行に耐え、己の命すら顧みないその姿は素直にかっこいい。
 時臣にえらい憎悪を燃やしてるけど、結局時臣殺すのも綺礼なんだからなあ。Zeroはとかく報われない者達が多い。想像するだけで絶望に染まりそうだ。
 で、バーサーカーって誰なのか。ギル撤退後にセイバーを狙った事と、奇声じみた声がなんだかセイバーの名を呼んでるように感じた。アルトリアってどんな綴りだっけ?
 それはともかく、手にするものを己の宝具と化す宝具。パーシヴァルじゃね?と言われてるけど、あながち間違いでもないような。上の記述とわざわざなり形をぼやかしてるのはセイバーに看破されちゃ面白くないから、とか。まあ外れて大いに結構。楽しみなり。

-龍之介&キャスター-

 龍之介はよーわからん。快楽殺人者で、元魔術師の家系で回路も一応持ってたからキャスター呼べたんだろうけど、使ってない魔術回路に魔力通したらUBWの士郎みたく反動あると思うんだけど……まあいいか。
 青髭はジル・ド・レイでほぼ間違いないかなあ。セイバーを見て聖処女とか言ってたのもセイバーにジャンヌダルクの影を見たか、狂いすぎてまさに当人に見えたか。あんまりこの人の逸話知らないんで明かされるときを楽しみにしておこう。



 これで一応大体書いたかな。無駄な事書きまくってる気がするが。
 総括として、とりあえず面白い。紙媒体なのも好みだし、淡々と進みながらもそれぞれも思惑が交錯しているのが何よりよかった。
 流石に戦闘描写は絵と音付きのビジュアルサウンドノベルに劣るけど、見習うべき部分は大いにあったと思う。
 結末がほぼ判っているだけにそこに至る過程が如何なるものか、色んなものを抱えた者達がどうこの聖杯戦争を戦い抜くか。楽しみで楽しみでたまらない。

 以下、一巻で残った疑問。
・セイバー召喚がアインツベルンだったのだけれど、なら土蔵のアレは一体なんなのか。わざとならなんらかの伏線と見るべきか?
・セイバーが切嗣の人間的な部分を見ている事。snでは冷酷なヤローだぜ、みたいにセイバーは語ってたけれど、イリヤと戯れる場面見てれば一概にそうは思えないような……。最期に裏切られたからその念が強すぎて忘れたとか?まあアレも戦争開始の結構前だったからなあ……。
・あの章の区切りにある数字って一体?「──これはZeroに至る物語」ってことからカウントダウンのようにも読めるのだが。このZeroってのは聖杯破壊なのかな?それとも士郎救出?または士郎が衛宮の姓を得る時か。どれでもまあ間違いではなさそうだが。

まだまだありそうだけど、とりあえず思いついたのだけ。まあ、なにより。

早く二巻出してください。オネガイシマス。

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